医療・福祉関係の仕事でもなく
家族の介護やボランティアなどをしたことがない場合は
車椅子を押す機会はほとんどない。
普通に考えれば
人様をお連れするのだから恐る恐る押していく感覚になりますよね。
介護職に就いている人は
たいてい自分も車椅子に乗ってみる体験をしているものだ。
当然、視線も違えば、体感速度も違うわけで。
自分の腕で動かす分には
飛ばしてみようがウイリーしようがいいのじゃが
車椅子に乗って
誰かに私たちが普通に歩くスピードで押されてみると
最初は「おいおい、マジかよ!?」と驚くほどのスピードに感じた人も少なくないはず。
なのに
介護施設にいると
いつもスタッフは車椅子を押すスピードが速すぎないかい?と思う。
声掛けもせず無言のまま動き出したり
二人同時に車椅子を押したり
平気ですごいスピードで車椅子を押してトイレや浴室へ向かってるスタッフいませんか?
乗っている人がビックリするんじゃないかとか
急停車したり段差があったりしたら落ちてしまうんじゃないかとか
思わなくなるのかな?
USJのアトラクションじゃないんだから、
スリルなんていらねーから。
基本、歩く速度よりもゆっくりでいいだろう?
何をそんなに慌てているのか・・・。
まあ、実際のところは
車椅子に乗っている人の状況や性格によって
心地よいスピードは変わるのかも。
トイレが間に合わないから早くしてくれと思っているかもしれないし
何をたらたら歩いておるんじゃとイライラされるかもしれないし
俺を動かしちゃいけない病人のように扱うんじゃねーと思われているかもしれない。
結局、
しっかりコミュニケーションをとって
安心して移動できているかを確認しましょうってことなのだ。
(人´∀`).☆.。.:*・゚
本当に自分で乗ってみないと分からない事かもしれませんね。
こういう介護をしてくれる方がいらっしゃるのは、心強い事です。
うちのコ、電動車椅子を見る度に「あれ買ってほしい~~~」と言います。(;´∀`)