☆since2009 インスタの続きでぼちぼちの復活♪

ありがとうオルフェーヴル~凱旋門賞回顧~


凱旋門賞馬オルフェーヴル誕生を願う記事 の結果をお伝えします。


日本時間昨夜、フランスのロンシャン競馬場にて

街全体に華やかにドレスアップした紳士淑女が溢れる中

世界最高峰の歴史と格式のあるレース 凱旋門賞 が開催されました。


外は完全に不利という明らかなデータがありながらも、

日本の5冠馬オルフェーヴルが1番人気でレースに挑みました。


もう1度言っておきますが、

凱旋門賞90年の歴史がありながら、

欧州の馬しか勝ったことがないレースです。


レースを振り返ってみましょう。


ロンシャン競馬場を時計回りに約1周しますし、

日本と違って深い芝をロングスパートするパワーが必要ですので、

当然できるだけ短い距離であるコース内側を走りたいのは定石です。

オルフェーヴルは今回大外18番枠ということで、

スタートしてから最初のカーブまでの直線の間に18頭の先団につけて、

最後直線に向かう際に大外をぶん回して長い距離を走らないようにしたいのでは?

何より、過去に2度も外ラチに向かって突っ走って池添騎手を振り落としてますし

あの阪神大賞典ではレースの途中で外に逃げて行ってもう一度戻ってくるという荒技をした馬です。


内に包まれて勝負どころで抜け出させないというリスクよりも、

また外に暴走して大きなロスを生むリスクが懸念されていたのです。


だが、スタート後はなんとほぼ最後方に位置取りました。

え・・えぇっ・・・この位置から届くの?


日本でなら最終コーナー手前あたりから加速して、外から一気にまくれるだろうよ。

でも、これは凱旋門賞。

欧州の一流どころやその候補が何頭も出てる。

簡単に差が詰まるとは思えない。

出だしからそう危惧した人は少なくないはずです。


レースは淡々と進んでいく。

懸念されていた外への逸走を防ぐために、

帯同参戦した日本のアヴェンティーノが少し離れた外側をフォローしている。


陣営は前哨戦のフォワ賞と同じく後方待機という作戦を選んだ。

ただし、違うのはアヴェンティーノの役割と

フォワ賞の5頭立てから、凱旋門賞は18頭立てになっていることだ。

この多頭数ではフォワ賞のように直線になってから最内にブッ込むことはできない。

直線に向かう前のフォルスストレート途中から先頭を走っていたマスタートロークが仕掛ける。


どうする!? オルフェーヴル!!


鞍上のスミヨン騎手は、

手綱を持ったまま外へ持ち出す。

外か・・・

もう展開など

どうでもよい


行けぇぇえ!!

オルフェーヴル!!!



約1億人のオルフェーヴルファンがそう叫んだことは疑う余地もない。


オルフェ関係者はもちろん

競馬を愛する全ての日本人は

この凱旋門賞を制覇ということを

幼い頃から夢見てきたのだ!


直線残り400m。

金色のオルフェーヴルは一気に加速した!


各国のダービー馬・オークス馬・主要G1を勝ちとった馬たちを

一瞬で置き去りにしたのだ!



ほんの数秒後

残り300mに達した時には

オルフェーヴルは先頭に立っていた。


それは海外ではあり得ないと思っていた

直線で突き抜ける勝ちパターンである。


その脚に誰もが感動し

オルフェーヴルがぶっちぎると確信した。



勝った!

競馬を見たことがあるほとんどの人がそう声を上げたであろう。

この時点で泣く準備万端である。


残り200m。

オルフェーヴルはコース内側に向かって突きささっていく。

しかし、他の馬とは大きく差が開いていた。


残り100m。

あっさりと抜き去ったはずの、名も知れぬ馬がたった1頭だけ迫ってきた。


いや、抜かれた馬が巻き返してきたというよりは

オルフェーヴルが失速していた。


残り50m。

歓声は悲鳴に変わる。


ゴール直前、

オルフェーヴルは内ラチにぶつかりそうになり

スミヨンは馬を止めざるを得なかったのか・・・

ゴール板前でソレミアという馬がペリエ騎手を背にオルフェーヴルを抜いたのだった。


日本では考えられない展開。

これが世界だった。


ダビスタだったら迷わずリセットボタンを押している。

ウイニングポストだったらコントローラーをブン投げているであろう。


でも、これは現実だった。


だからこそ2度とないドキドキが味わえたのだ!


日本のNo.1ホース

オルフェーヴルの強さは世界に証明できた!!


あの直線の光景は一生忘れないよ。

ありがとう! オルフェーヴル


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[ 2012/10/08 20:52 ] 競馬部 | TB(0) | コ メ ン ト (18)
競馬のことはよくわかりませんが、

ラストの直線の映像は鳥肌が立ちました。



ありがとうございました。おるふあーぼる!
[ 2012/10/08 21:08 ] [ 編集 ]
ジョッキーは小田部か滝じゃないと勝てん。
[ 2012/10/08 23:58 ] [ 編集 ]
さすがステゴの仔らしい2着。血は争えんな。
キャメロットのダメっぷりにもひいたわw
[ 2012/10/09 00:35 ] [ 編集 ]
俺は偽りの直線にまんまと騙されてオルフェ頑張れて叫んだよ。そんくらい興奮した。良い記事サンキュー。
[ 2012/10/09 00:46 ] [ 編集 ]
競馬の知識は皆無なので適当なことを書くと怒られそうな気がしますが、勝負の世界ってドラマティックなものですね。
[ 2012/10/09 16:57 ] [ 編集 ]
ワカさんへ
大外にされた時点で苦戦必至とみられていたのです。
いくらオルフェーヴルでも凱旋門賞で一気に抜け出すとは想像し難かったのもあります。
そんな中でのあの衝撃だったので、ファンはそれなりに満足しているのです。
鳥肌ものだと理解されるワカさんはもう悟りの境地でありんす!

おるふぁーぼる
おるふぁーぼらない
おるふぁーぼられる

の活用までご存じとは恐ろしいお方です!
[ 2012/10/10 12:19 ] [ 編集 ]
池添さんへ
ダビスタ(笑)
もう20年くらいはしてないのですが、その後の競馬ゲームでの騎手事情を知りたいです(~▽~@)♪♪♪
[ 2012/10/10 12:24 ] [ 編集 ]
馬牧場さんへ
馬場が軽くなかったことや、デインドリームらが出なかったことは、レース展開に大きく影響したでしょうね…
陣営の思惑通りに持っていけたのに、直線で突き抜けたことが想定以上だったのでしょう。
キャメロットなど強いはずの馬が前を走っているところを目指して走らせて、
ゴール前でかわすのが理想だったのでしょうから。
予想外のことが凝縮されたレースが凱旋門賞で起こったことに衝撃を受けました☆
[ 2012/10/10 12:37 ] [ 編集 ]
日本の芝なら勝っていたのかも分かりませんが
ここはロンシャンですからね
芝が深いとか、関係ないでしょうね
でも日本の馬もココまで来ましたね
大外から一気のの加速は鳥肌もんですね
ああああああ、でも
惜しかったなあ
[ 2012/10/10 12:38 ] [ 編集 ]
ハリケーン走さんへ
ありがとうございます!
本当、競馬ファンで良かったと思いました。
岡安アナウンサーの実況も良かったですよねo(*⌒―⌒*)o
[ 2012/10/10 12:43 ] [ 編集 ]
あくびさんへ
今の時代、競馬好きな人に悪い人はいないということにしといてください(笑)

競馬なんてギャンブルですし、金儲けでしょうし、完全なる人間のエゴです。
でも、そんな中でも「愛」はあると思うのです。
多くの人が馬を愛してますし、たくさんの想いを込めて応援してます♪

オルフェーヴルの人気の秘密は、今年に入って人間様の言うことなんて聞かないし、俺は操作しきれんだろうということを示しているからだと思います。
それが如実に表れた凱旋門賞でした(笑)
[ 2012/10/10 12:52 ] [ 編集 ]
加夢さんへ
はい。ロンシャンと東京の馬場は違う競技かというほど違うのでしょうね。
だから、いくらオルフェーヴルが強いとわかっている日本のファンも
凱旋門賞ではキツイと正直思っていましたものね。

そんなことない!
と証明してくれたのがあの直線の抜け出しでした。

本音は発狂したいくらい悔しいです!(笑)
[ 2012/10/10 13:00 ] [ 編集 ]
ゴールが目的でなかったのかのような
ただ抜き去ればいい。
ちょっとゴールが遠かった。
また挑戦できるのかな?
[ 2012/10/10 13:27 ] [ 編集 ]
ウエッティさんへ
かつて、シンボリルドルフは
「ゴール板の位置がわかっていた」
という逸話があります。
ルドルフは勝ち方を知っていて、優秀な競走成績を残したと。

しかし、オルフェは3歳時こそ優秀だったものの
今年は、前の馬は全部抜き去ってやる。
でも、抜いた後は好きにさせてもらうよ。
てか、騎手は早く降りろよ。
といったレースをしていますからねi-229
オルフェの強さは、
ゴールが目的ではなく、抜くという闘争心ですものね。

来年・・・いきますかねぇi-201
1年間全部勝った場合の獲得賞金よりも、
今のオルフェなら種牡馬になれば毎年10億超えの種付け料ですからね・・・

もし、ケガなんかして種牡馬になれないようなことがあれば、その損失は計りしれませんし。
オーナーとしては・・・という話になりますよね。

強さが衰えないとも限りませんし、ファンとしても引退か現役かについては賛否両論まっぷたつになると思います。
[ 2012/10/10 19:31 ] [ 編集 ]
騎手は、ずっと同じ面々ですが、馬って世代交代が、早いのですね....
花の命は短くて...だからこそ輝いてるのでしょうね。
じーーん。
(まじでうるうる来ました。)
[ 2012/10/11 08:30 ] [ 編集 ]
火星さん
┏━━━━━━━━★┃
(。・∀・)ノ゛おっはっぴ~

 ((( *~∇~)爻 オヒサです
〝゚~゚"マジで残念でしたね
敗因は何だと思いますか?
って言うよりも ワタシは よくぞここまで頑張った!!って褒めてあげたいです(*・∀・*)
しかし 綺麗な走り姿ですね
惚れ惚れです(*∀*)               ┃★━━━━━━━━┛
[ 2012/10/11 09:23 ] [ 編集 ]
かえるママ21さんへ
サラブレッドは走るために生まれてきてますからね…
でも、1頭1頭に、生産者が産まれてくるのを見守って、基礎体力をつけて、人を乗せる練習をして、筋力を強化して、レースを経験して成長し、勝つために頑張ってる物語りがあるんですよね。
勝てないと終わり…勝ち続ければ血統を後世に残すため早めに繁殖にとなります。
いろんな想いが渦巻いてますよね(T^T)
[ 2012/10/11 22:26 ] [ 編集 ]
komamichiさんへ
お久しぶりでぇす♪
Komamichi さんに、シャンゼリゼ通りやロンシャン競馬場は似合いますね(*≧∀≦*)
敗因はいろんな要素が重なってますが、しいて挙げるなら勝った馬が全てが上手くいったとしか言いようがないです。
オルフェーヴルはますますファンが増えたこと間違いなしです!
[ 2012/10/11 22:31 ] [ 編集 ]
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