第57回 有馬記念(GI)(グランプリ)日本国民の98%の人が有馬記念を見なければ年を越せへんと思っているに違いない。
すまない。
逆だった。
2%くらいだと思う。
今年最後くらいバシッと当たる予想をして終わることにする。
クリスマス前ということで火星サンタからのプレゼント代わりだ。
なお、プレゼントはレース終了までのドキドキのみになるかもしれないことはご理解いただきたい。
ファン投票でのグランプリレースの位置付けの有馬記念であるが、
近年ではファン投票1位となった馬が出走しないというケースがみられるようになった。
2008年・2009年の1位となったウォッカは東京の1600~2400mを主戦場としており、
有馬記念の出走は回避した。
今年のファン投票1位の
オルフェーヴルも、
海外遠征での凱旋門賞で目一杯に仕上げて臨んだため、
帰国後のジャパンカップを使って休養に入ったのだ。
ちなみに、ファン投票2位の三冠牝馬
ジェンティルドンナも
ジャパンカップも制覇しての激闘の疲れを考慮し出走を回避。
出走馬全体のレベルは低くないものの、
昨年の超豪華メンバーに比べると見劣りする今年の有馬記念である。
今週の重賞・メインレースの予想
さて、出走馬の紹介をしながら予想に入ろうではないか。
今回の主役は皐月賞・菊花賞を制して、
3歳世代の王子として君臨している
ゴールドシップ。
ダービーでの負けが惜しいが菊花賞での圧勝に値する二冠達成は、
古馬一線級をも凌駕するほどの見事な勝ちっぷりであった。
今年の漢字は「金」になったようだが、
競馬界もゴールドシップが最後を締めくくるという暗示との見方もできる。
また、その菊花賞で2着となった
スカイディグニティも侮れない。
重賞どころかオープン戦も未勝利である馬だが、
ゴールドシップやフェノーメノと走っての2着が続いており、その力量は評価できる。
ブライアンズタイム×ノーザンテーストという血統もオールドファンを唸らせるポイントだ。
エイシンフラッシュがかなり人気を集めそうだ。
昨年の有馬記念でオルフェーヴルを追い詰めての2着をしていることや、
秋の天皇賞で復活劇を遂げたM・デムーロとのコンビでもあるからか。
悲願の国内G1初勝利へ
ルーラーシップが躍動する。
迫力満点の馬体と高い能力は誰もが認めるところだが、
この秋もスタートで出遅れる致命的な癖により懸命な追い込みも届かずの場面がつきまとう。
出遅れ癖の対策が功を奏して悲願のタイトルを掴めるか。
私はルーラーシップが出るレースでは本命に推すことが多かったが、
今回も心中するつもりで◎を打つかどうかかなり悩んだ。
中山巧者の
ナカヤマナイトには注目だ。
アルゼンチン共和国杯を快勝して初のG1挑戦となるのが
ルルーシュ。
ひとつひとつ階段を昇り、人気・成績ともに安定している。
2008年の菊花賞馬
オウケンブルースリ と
2012年春の天皇賞馬
ビートブラック は
穴を開けるにはもってこいの長距離馬だろう。
アーネストリー と
トゥザグローリー はともに重賞5勝の実績馬。
今年の成績は全くふるわないが一発の可能性は捨てきれない。
一昨年のジャパンカップ馬の
ローズキングダムは勝ち負けは厳しいと思われるが、
岩田様の魔力で奇跡を起こすか注目が集まる。
金鯱賞を制し13戦6勝で上がり馬
オーシャンブルーが乗り込んできた。
ステイゴールド産駒であり、鞍上ルメールで一発を狙う。
ダイワファルコンは福島記念を勝利しての挑戦。
先行してどこまで耐えきれるか。
堂々と米BCターフに挑戦してきた
トレイルブレイザーは武豊で参戦。
ダークシャドウは天皇賞秋とジャパンカップを4着に終わるも、
叩かれての上積みで有馬記念での勝ち負けが期待される。
ネヴァブションはさすがにない。
このレースの予想は
三連単を買うと想定して書いておきたい。
1着は固定で
◎ゴールドシップ相手は
ルーラーシップ
スカイディグニティ
ルルーシュ
ダークシャドウ
ダイワファルコン
ナカヤマナイト

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どうなりますかね。明日が楽しみですね。