ドラゴンボールを見たことがない方でも、
「かめはめ波」くらいはご存じであろう。
両の掌からエネルギーが放たれ、対象を爆撃できるという大技である。
これは漫画の世界で鳥山明が描いた、
主人公の孫悟空だけが成せる架空の技であると思われていた。
ところがだ・・・
なんとサイヤ人ではなく
地球人の
クリリンが簡単に出せちゃったという衝撃の1コマがあったのだ。
これはあながち空想の産物ではないぞ
気さえ集中できれば俺にだってできる
全国の少年たちが現実の世界で「かめはめ波」と唱え始めたのだ。
それから二十有余年・・・
その少年たちが血と汗と涙を流しつつも積んできた修業の成果がついに出た!
頃である。
「かめはめ波の撃ち方講座」
1.
まずはイメージトレーニングは欠かせない。
脳内でかめはめ波を撃つことができたイメージを描くのだ。
2.
直立不動のまま
「気」の流れを感じ取るように精神を統一させることを繰り返す。
両の手に気を集中させることで手だけが温かくなる。38度にはなる。
3.
入浴中に
水の中で手を前後に動かし周囲の水の流れをつかむ。
すると、水中でなくとも空気の流れを感じ取れるようになる。
4.
両の拳に気を集中させた状態で、
臼に溜めた砂を炎の正拳突き。
もちろん上半身は裸。雨の日も雪の日も毎日最低1000回は拳を炸裂させる。
5.
いつの日か拳で砂を突かなくとも、
砂が空気の衝撃波で動くようになる。
長期間鍛錬を重ねることで拳から砂までの距離が徐々に開いても衝撃波が伝わるようになる。
6.
立位から重心を低くし、
両手で球状のエネルギーを作り出す構えをする。
「かめはめ波」の言葉とともに、狙ったものへ向けて気を放出するように押し出す。
以上が正攻法でかめはめ波を習得するための一連の工程である。
人によってひとつひとつをマスターしていくことができる期間は違うよ。修行あるのみ!エネルギーを放出する方法については得手不得手もあるであろう。
気を指に集中させて、螺旋を纏うように気を放出するのが魔貫光殺砲。
天高く突き上げた掌の上に気の円盤を作って投げ放つのが気円斬。
自分に合ったタイプの方法を選択していくのも良しだ。
これで悪い奴らをブッ飛ばせっゾ
さあ、君には かめはめ波 が撃てるかな!?
独学では無理というのなら、
カメハウスを探す旅に出るしかない。
片手でできたよ!!!