過去記事:
「写真ケア」 をもとに、
素敵な写真の撮るポイントについて具体的に考えてみるの巻。
まず、私が訴えたいことは、
保育園の誕生日カードの写真がひどすぎるということです!
うちの子が3人通ってきた中で、
これまで10回くらい写真付きのカードを頂いておりますが、
その出来栄えが悪いこと悪いこと・・・
いつも保育園でギャーギャー言いながら楽しく遊んでいるうちの子たち笑顔ではなく、
なぜその写真を貼れるのかと言いたくなるやつを
市販のキャラクターなどの台紙に貼りつけただけの誕生お祝いなのです。
あのクオリティーの低さはうちの保育園だけなのでしょうか?
子供を楽しませることについてはプロだろうに。
どの写真にもお祝いをされて喜んでいる瞬間というのは皆無なのです。
しかも、殺風景な棚や窓やカーテンの前で撮ったものばかり。
何のためにわざわざ誕生カードの写真を撮っているのか?
決まりだから一応やっているのでしょうね。
そこに何の
準備も
工夫も
目的も
感じられないのです。
うちの保育園だけなのでしょうか?(笑)
初対面でも良い写真を撮れるスタジオアリスにでも研修に行けよと。
あれじゃあ、普段から何やってんだと疑いたくもなりますよ。
記念に残すためのカードなのにそれでいいのか?
いや、記念として残すためというよりも、
お祝いをして子供や親を喜ばせることが目的なのに、
その写真でいいのか保育園よ。
まあ、保育園のことはこれくらいにして。。。
では、目的は置いておいて、
写真を撮る時の基本テクニックについてです。
①
ピントは人物に合わせようそりゃそうだろう思われるでしょうが、意外にピントが別のものだったり、全体をとらえていて人物が目立たない写真は多いと思います。
②
フラッシュは使わないでおこう室内で写真を撮る場合、オートでフラッシュ撮影になったりしますが、顔だけが明るすぎたり、赤目になるので、フラッシュOFFしておいた方が良いです。人物の後ろから光が差し込むような場所は避け、人物が明るく見える場所だとピントも合いやすくなります。
③
アップで撮ってみよう介護施設でありがちなのが、何かのイベントの様子を少し離れた場所から撮っていますよね。それか数人ずつまとめてみたいな。確かに全体の雰囲気だけならそれでもいいのですが、誰だかよくわからないくらい小さく写っていても、誰にプレゼントしようが喜びはない写真になってしまいます。そんなものは数枚でいいでしょう。できるだけあなたを撮りましたよと明確にわかる写真をたくさん撮った方が、良いものが残りやすいと思います。バストアップか顔のみの写真を量産してみてください。その方が人物にピントが合って背景がボケるので際立つことにも繋がります。
④
連写機能を活用しようつい最近まで10年以上前からの年代物のボロデジカメを使っていたうちの施設は論外です。また、シャッター速度が遅いスマホやデジカメではなく、せめて連写機能のあるデジカメか一眼を使いましょう。今はもうそんなに高価ではないはず。良い一瞬を撮ろうとしても、目を瞑っていたり手がブレたりしてしまうため、そう上手くはいかないものです。相手がカメラを意識していない時の自然な場面を連射することもアリですね。一昔前までのように、撮った写真を全て現像プリントする必要はありません。撮りまくってその中から良いものだけをプリントすればいいのですから。便利な時代になりましたね。
⑤
人物をド真ん中にするな写真全体のことを考えると構図は大事です。人物を真ん中にしてしまうとボーッと突っ立ってるようなやつになりますよね。フレーム右か左に人物がいて、空いているスペースに意味のある背景や物を持ってくると随分違う写真になるはずです。例えば、花や物と一緒に写す場合には”その花に触れたね”と写真を見た時に思い出せるように、花を構図のどこに位置させるかが重要になります。背景が左右対称な場合や、あえてド真ん中に人物を置きたい意図がある場合以外は、人物と背景の構図を意識してみましょう。
はい。
あの~、
写真のプロではないのでこれらが正しいのかどうかは知りませんが、
私の中では上記のような点を実践していると、
できあがりに満足して頂けることが多いです。
さて、
前記事でもこの記事でも書いていますように、
あくまでも写真を撮ることが目的ではありません。
写真は単に、
その一瞬
その空気を記録する手段にすぎません。
大事なことは
その人がオシャレをして、
素敵な空間の中で、
ウキウキな気分にもなり、
良い笑顔の瞬間が訪れる
ことです。
それまでの過程が、
個別性のあるコミュニケーションを生み、
その人のステータスを上げます。写真を撮る日を、
家族が会いに来られる日に設定するのもいいですね。
あえてね。
写真を撮るまでの
会話を
準備を大切にすることで最高の1枚が撮れるのではないでしょうか。
介護・看護の仕事には、
まだまだ
伸びしろがありますで!

介護報酬がいくら下がろうと信念は曲げたらあかん。
あえてね。
素晴らしすぎる記事でした。
介護、看護を受けるなら九州ですな。
おいどんも、九州へ移住するばい!(まずは言葉から)